トラリピ

トラリピをハーフ&ハーフで運用するべき理由【資金効率の改善】

トラリピ ハーフ&ハーフ おススメ

こんにちは、リピート系FXが大好きなりょうへい(@ryohei_thailand)です。

 

これからトラリピの運用を始めようと考え中。

せっかく運用するなら少しでも多くの利益を上げたいと思ってるんだけど、そのために何かいい方法ってないのかな?

今回はそんなお悩みをお持ちのあなたのために、トラリピのとっておきの戦略をご紹介していきたいと思います!

 

 ✔本記事の内容

  • トラリピは「スワップが付与される方向のみ」の運用が理想
  • ただし資金効率を考えると「ハーフ&ハーフ」がベストな選択肢
  • 「部分両建て」は利益率が悪くなる結果が出ている

 

私も運用しているリピート系FXの代表である『トラリピ』には

  1. 「買い(売り)注文のみ」
  2. 「ハーフ&ハーフ」
  3. 「両建て」

の3通りの売買戦略がありますが、採用する売買戦略次第で運用パフォーマンスに大きな影響が現れます。

それほど、トラリピにとって売買戦略は非常に重要な選択です。

 

では、この中で採用すべき手法とは一体何なのでしょうか?

それは「ハーフ&ハーフ」です!

 

本記事では、トラリピは「ハーフ&ハーフ」で運用するべき理由を詳しく解説していきますので、ぜひあなたの運用の参考にして下さいね!

本記事では『トラリピの通貨ペアに「豪ドル/円」をおすすめする4つの理由【クロス円】』の記事にある通り、トラリピの運用に最も適している通貨ペアである「豪ドル/円」での運用を前提として話を進めていきます。

トラリピは「買い注文のみ」の運用が理想

冒頭で、「トラリピは「ハーフ&ハーフ」で運用するべき!」と言っていますが、実はトラリピの理想は「買い注文のみ」で運用することなんです。笑

「買い注文のみ」の運用が理想と言える2つの理由

トラリピは「買い注文のみ」の運用が理想と言える理由は

  1. 必ずスワップポイントがもらえる
  2. ロスカットによる損失リスクの心配が安値側のみ

の2点です。

必ずスワップポイントがもらえる

買い注文のポジションには、保有期間に応じてスワップポイントが付与されます。

つまり、買いポジションの決済注文成立時には

  1. 売買差益のよる利益
  2. スワップポイントによる利益

2つの利益を得ることが可能なんです!

 

以前運用していたトラリピで保有した88円の買いポジションがあります。(※現在運用中のトラリピとは注文設定が異なります。)

2018年11月現在、「豪ドル/円」のレートは82円付近ですので含み損もそれなりの額ですが、スワップポイントによる利益は着実に貯まり続けています!

トラリピ 塩漬けポジション スワップ 豪ドル
いつか訪れる決済注文約定日まで、安心して保有し続けることができますね!

ロスカットの心配が安値側のみ

「買い注文のみ」でトラリピを運用している場合、ロスカットリスクがあるのは安値側への推移だけです。

2018年現在、100年に一度の歴史的大暴落と言われる「リーマンショック」の際につけた安値「55円」を目安として運用することができます。

買い注文のみでの運用の場合、リーマンショック時に記録した安値を参考に運用することで比較的安心な運用ができる

当然今後も運用を続けていく中で、リーマンショックで記録した安値を更新しないという保証はどこにもありません。

しかし、再び世界的な恐慌が訪れた場合、現在の最安値は必ず意識される価格となりますので、リーマンショックで記録した安値を意識した運用の安全度は高いと個人的には思っています。

「買い注文のみ」で運用しない理由は「資金効率の悪さ」

トラリピは「買い注文のみ」での運用が理想でありながら、実際には運用しない理由。

それは資金効率が悪いからです。

 

私が実際に運用している「豪ドル/円」トラリピを例にあげて考えてみましょう。

  • 注文レンジ:75円~95円
  • 注文値幅:1円
  • 注文本数:21本
  • ロスカットライン:55円
買い注文のみでの運用の場合高額な運用資金が必要になる

もし上記設定を「買い注文のみ」で運用する場合、運用資金として必要な金額は「70万円」と非常に高額になってしまいます。

そのため、どうしても資金効率が悪くなってしまうんですね…。

 

運用元本が大きければ、「利益率」が低くても「利益額」として十分な金額を得ることができます。

しかし、運用元本の小さいうちに十分な利益額を得たいのであれば、資金効率を高めることで利益率を上げる以外ほかありません。

 

今回紹介する「ハーフ&ハーフ」は、資金効率を大幅に上げることができる非常におすすめな手法なんです!

「ハーフ&ハーフ」のメリットは資金効率の高さ!

前述の通り「買い注文のみ」の運用は資金効率が悪く、残念ながら実際の運用には向きません。

そのため、資金効率を高めることができる「ハーフ&ハーフ」でトラリピの運用を行うのがベストな選択肢と言えます。

ハーフ&ハーフとは?

注文を仕掛けるレンジを『買い注文レンジ』『売り注文レンジ』に分けて運用を行う手法のこと

トラリピ ハーフ&ハーフ イメージ

 

「ハーフ&ハーフ」はなぜ資金効率が高いの?

このような疑問を感じた方もいると思います。

今から「ハーフ&ハーフ」の特徴を説明していくことで、資金効率を高められる理由を説明していきたいと思います。

証拠金を抑えることができる【マックス方式】

『マネースクエア』や『トライオートFX』は、両建て時の証拠金の取り扱いに「マックス方式」を採用しています。

マックス方式とは?

買いポジションと売りポジションのうち、いづれか高い方の証拠金のみで両方のポジションが保有できる仕組みのこと。

 

以下は、私が実際に運用している「ハーフ&ハーフ」を利用した「豪ドル/円」トラリピの設定をチャート図に当てはめたものになります。

トラリピをハーフ&ハーフで発注・運用

上記注文設定では、

  • 買い注文のポジション:9個
  • 売り注文のポジション:12個

つまり、合計21個の注文を発注することになります。

 

本来であれば、

合計ポジション数【22個】×「豪ドル/円」の証拠金【3,400円】=74,800円

を証拠金として用意しなければなりません、

 

しかし、「ハーフ&ハーフ」の場合は【マックス方式】により高い方の証拠金のみ用意すればいいので、

売り注文のポジション【12個】×「豪ドル/円」の証拠金【3,400円】=40,800円

と、証拠金を半額程度にまで抑えることが可能になるんです!

含み損を抑えることができる。

「ハーフ&ハーフ」を利用して運用する場合、

  • 買い注文レンジ
  • 売り注文レンジ

に分割することになります。

そのため、それぞれのレンジ幅が狭くなりますので、含み損の発生額が少なくなります。

 

以下は例として挙げているトラリピ設定を

  • 「買い注文のみ」
  • 「ハーフ&ハーフ」

のそれぞれ運用した場合に発生する最高値ポジションの最大含み損額(1,000通貨当り)を記入したチャート図になります。

ハーフ&ハーフを利用することで含み損の発生金額を抑えることができる

 

最高値のポジションに発生する最大含み損

  • 「買い注文のみ」:40,000円
  • 「ハーフ&ハーフ」:28,000円

ご覧の通り、レンジが狭くなることで高値のポジションを保有することがなくなるので、含み損の発生額を抑えることが可能になります。

 

また、レンジ縮小にともないポジションの保有数量も少なくなりますので、全ポジションの含み損合計額も大幅に抑えることができるんです!

 

「ハーフ&ハーフ」による資金効率改善の効果

前述の通り「ハーフ&ハーフ」を利用してトラリピの運用を行うことで

  • 証拠金
  • 含み損

と、リピート系FXを運用するために必要な2つの資金を抑えることできます。

そのため、少ない資金でもトラリピの運用ができるので資金効率がよくなるんです!

 

私が実際に運用している「豪ドル/円」トラリピを

  • 買い注文のみ
  • ハーフ&ハーフ

でそれぞれ運用した場合に、どれだけ利回りに差が現れるのか?ということをバックテストにより確認してみました。

ハーフ&ハーフのありなしで利回りに大幅な違いが現れる※バックテスト期間:2018年2月1日~2019年2月28日

「ハーフ&ハーフ」を利用することで、運用資金を大幅に削減することができます。

一方で注文本数は変わらないので、獲得できる利益に大きな違いがでるようなことはありません。

そのため、利回りの大幅な向上を期待することができるんですね!

h「ハーフ&ハーフ」を利用することで、リスクを最小限に抑えながらも「年利10%」を期待することができますよ!

「ハーフ&ハーフ」にはデメリットもある

資金効率を上げて運用ができるなんて、「ハーフ&ハーフ」最高じゃん!

「ハーフ&ハーフ」のメリットを聞いて、このように思わた方も多いかもしれません。

しかし、『ハーフ&ハーフ』にもデメリットはありますので、きちんと理解をしてから運用するようにして下さい。

マイナススワップが発生するポジションを保有することになる

1つ目のデメリットは『マイナススワップが発生するポジションを保有する』ことです。

 

「買い注文のみ」でトラリピを運用している場合は、必ずスワップポイントによる利益を得ることができます。

しかし、「ハーフ&ハーフ」の場合は売り注文のポジションを保有する場合がありますので、マイナススワップにより損失が生じることがあります。

 

以下は『マネースクエア』の「豪ドル/円」のマイナススワップによる損失額です。

トラリピ マイナススワップ 豪ドル 円

ご覧の通り、売り注文でトラリピの運用を行った場合には1万通貨当り50円の支払いが毎日生じることになります。

 

上下に損失リスクが存在する

2つ目のデメリットは『上下に損失リスクが存在する』ということです。

 

「買い注文のみ」の場合は損失リスクは安値側のみでした。

しかし、「ハーフ&ハーフ」は売り注文のポジションも持つことになりますので、高値側にも損失リスクが存在することになります。

トラリピ ハーフ&ハーフ デメリット 損失リスク 上下

トラリピは長期間ロスカットを回避しながら、コツコツと資金を増やしていく手法です。

そのため、売り注文も「リーマンショック」以降の高値を意識して運用するような、なるべくリスクを抑えた運用を心掛けることをおススメします!

 「ハーフ&ハーフ」のまとめ

ここで一度「ハーフ&ハーフ」の特徴をまとめます。

 

 ✔「ハーフ&ハーフ」の特徴

○メリット

  • 証拠金が抑えられる
  • 含み損を抑えられる

少ない資金で運用ができるため、資金効率が上がる

×デメリット

  • マイナススワップが発生することがある
  • 上下に損失リスクが存在する

「買い注文のみ」よりもリスクが高い

「ハーフ&ハーフ」は資金効率を高められるというメリットがありますが、損失リスクが高いというデメリットもあります。

 

マイナススワップによる損失は防ぎようがありません。(なお、トラリピはあくまで決済差益よる利益をメインとした手法なので、そこまで気にする必要はありません。)

一方、損失リスクに関しては設定次第で最小限に抑えることが可能です。

参考記事:【ロスカット対策】トラリピで大損しないために気を付けるべき3つのこと

 

何度も繰り返しになりますが、トラリピは長期間にわたり運用を行うことでコツコツと利益を積み重ねることを目的としたトレード手法です。

そのため、利益を目的として設定を組むのではなく、あくまで資金管理・安全運用を第一にした設定を組むよう心掛けてくださいね!

『部分両建て』という選択肢

『ハーフ&ハーフ』での運用を検討する際、誰もが思い浮かべるであろうことがあります。

それは、

「ハーフ&ハーフ」の一部を重ねて「両建て」にすれば、更に資金効率を上げられるんじゃないかな?

ということ。

つまり「部分両建て」での運用です。

 

「ハーフ&ハーフ」はあくまで買い注文と売り注文とでレンジを分割するだけなので、

買い注文レンジ

価格の上昇でしか利益を上げることができない

売り注文レンジ

価格の下落でしか利益を上げることができない

と、それぞれ1方向の値動きでしか利益を上げることができません。

 

一方、「部分両建て」であれば、

両建てレンジ

価格の上昇下落の両方で利益を上げることができる

と、両方向の値動きで利益を上げることができます。

このように「部分両建て」により決済注文の約定回数が増えるので、利回りが良くなったように感じられるんですよね。

 

しかし、2005年から2018年までの13年間の利益率をバックテストにより調査したところ、「長期運用の場合、部分両建てで運用することで逆に利益率が下がる」という衝撃の事実が判明しております。

重ねる分の注文本数は増えるので利益額そのものは増えますが、コスト(必要資金)もそれ以上に増えるので利益率は良くなりません。

引用元:リピート系FXの「両建て」をバックテストで比較。重ねる?重ねない?│こうむいぬ自動売買ナビ

 

バックテストにより上記事実を判明してくれたのは、こうむいぬ(@koumuinu)さん。

いつも素晴らしい情報を提供してくださいまして、本当にありがとうございます!

まとめ:トラリピは『ハーフ&ハーフ』で運用すべき

トラリピは『ハーフ&ハーフ』で運用するべき理由を説明してきましたがいかがだったでしょうか?

 

✔本記事のまとめ

  • トラリピは『買い注文のみ』での運用が理想だが資金効率が悪い
  • 資金効率を高めるために『ハーフ&ハーフ』がベストな選択肢
  • 『部分両建て』は逆に利益率が下がってしまう

 

『ハーフ&ハーフ』は、運用資金を抑えることで資金効率よく運用することが可能になります。

そのため、トラリピを運用する際はぜひ取り入れるべき戦略と言えます!

 

ただし、『ハーフ&ハーフ』には損失リスクが増えるというデメリットもありますので、リスクを最小限に抑えた設定での運用を心掛けてください!

 

焦ることなく、時間を味方につけてコツコツと着実に利益を積み重ねていきましょう!!