トラリピ

【超危険】「トルコリラ/円」でのトラリピが全くおすすめできない理由

トルコリラ円でトラリピを運用しては危険 全くおすすめできない

こんにちは、りょうへいです。

トラリピってポジションの保有期間が長くなることもあるから、スワップポイントの高い高金利通貨って相性ばっちりじゃん!

「トルコリラ」でトラリピを運用すれば、簡単に儲けられるね!

今回はこのようなお考えをお持ちのあなたに、厳しい現実をお伝えしていきたいと思います。

 

 ✔本記事の内容

  • 「トルコリラ/円」はトラリピを運用するうえで大前提の「レンジ形成」ができていない。
  • スワップは為替損益と比べ雀の涙程度しかないし、そもそもトラリピはスワップ目当ての手法ではない。
  • トルコ情勢を考えると、すぐすぐの通貨価格の上昇は見込みにくい。

 

トラリピはポジションの保有期間が長くなることも多く、スワップポイントの大きさも利益に貢献する要素の1つですので、その着眼点が間違ってるということはありません。

 

しかし、「トルコリラ/円」でのトラリピの運用は対におすすめしません。

「トルコリラ/円」でトラリピを運用するという行為、それはただの自殺行為です

今回は、スワップポイントの高さから一見トラリピに相性のいいように思える「トルコリラ/円」での運用がなぜ危険なのか?という理由を説明していきたいと思います。

トラリピのトレード方法について

トルコリラでの運用が危険な理由を説明する前に、ここで改めてトラリピのトレード方法について、動画を見ながら振り返ってみましょう。

 

トラリピは『為替はレンジ相場の形成して推移している』ということを前提としており、トラップのように仕掛けられた複数のIFD注文を繰り返し行うことで利益を上げる仕組みです。

トラリピ 説明

出典:マネースクエア

 

実は、このトラリピの基本概要の中に「トルコリラ/円」での運用が危険な理由の答えがあるのですが、あなたはお分かりでしょうか?

トルコリラでの運用が危険な理由は?

「トルコリラ/円」でのトラリピを運用が危険な理由。

それは、「レンジ相場を形成していないからです。

 

以下で詳しく見ていきましょう。

トルコリラのチャートを確認

以下は「トルコリラ/円」と「南アランド/円」の月足チャート図です。

トルコリラ円チャート レンジ相場が形成されていない

見事なまでの右肩下がりな相場であることがお分かりいただけるかと思います。

これでは、いつまでたっても保有ポジションが決済されません。

それどころか新規で保有したポジションは常に高値の塩漬けポジションになってしまいます。

 

なお、「トルコリラ/円」は現在進行形で下落が続いており価格の底が知れていない状況ですので、具体的なロスカットラインの想定することができず、運用資金の計算ができません。

 

そのため、ロスカットされないように必要以上に運用資金を用意しなければならず、運用パフォーマンスが低下する可能性が高いです。

最悪の場合、価格の下落が止まらず運用資金が足らなくなることにより、ロスカットにあってしまう可能性も十分に考えられます。

スワップポイントで含み損を相殺できない?

含み損を抱えていても、スワップポイントは着実に貯まるんだから、いつかは利益になるんじゃない?

「トルコリラ/円」でトラリピを運用する場合、このように思われる方もいることでしょう。

 

しかし、このような考え方になる時点でトラリピ本来の目的からずれてしまっています。

トラリピは「為替差益により利益を積み重ねていく手法」であり、スワップポイントの蓄積により利益を得ることが目的の手法ではありません。

 

また、スワップ差益は為替損益と比べると雀の涙程度の収益でしかありません。

 

実例を挙げて確認していきましょう。

『トライオートFX』の「トルコリラ/円」のスワップポイントは1,000通貨当たり8.5円です。(2018年7月現在)

そのため、たった1円の価格の下落でも、含み損相当額をスワップポイントで取り戻そうとした場合、120日近くもかかってしまいます(マネースクエアの「トラリピ」の場合は1,000通貨当たりのスワップが5.5円なので、さらに多くの日数を要します。)

 

以下は2018年のトルコリラ円のチャートですが、年始からわずか半年間で6円も価格が下落していることが分かります。

2018年7月現在の「トルコリラ/円」の価格は24円ですので、同年1月に保有した30円の買いポジションには6,000円の含み損が発生しています。

一方、半年間かけて得られたスワップポイントはわずか1,500円程度であり、含み損に対して25%程度にしかなっていません。

 

このようにいくら高スワップといえど、スワップによる利益は為替差損益と比較してしまうと非常に小さく、あくまでおまけ程度の要素になってしまうのです。

今後価格が上昇するんじゃないか?

確かに今までは下落相場だったかもしれないけど、いい加減底をついてもいいと思うんだよね。

今後価格が上昇することも考えられないかな?

こちらは、トラリピに限らず「トルコリラ」に投資する方が必ず思われることじゃないでしょうか?

 

確かにその可能性を否定はできません。

しかし、現在のトルコの状況は

  • 高すぎるインフレ率
  • 貿易赤字
  • 地理学リスク

数多くの問題を抱えているのが現状です。

 

また、最近トルコリラ安に歯止めをかけるためトルコ政府が緊急利上げを行いましたが、それでもなお24円台に戻すのが精一杯でした。

このような状況から、直近での「トルコリラ/円」の価格の上昇が難しいことは火を見るより明らかでしょう。

まとめ

「トルコリラ/円」でトラリピをおすすめできない理由を説明してきました。

 

 ✔本記事のまとめ

  • 「トルコリラ/円」はトラリピを運用するうえで大前提の「レンジ形成」ができていない。
  • スワップは為替損益と比べ雀の涙程度しかないし、そもそもトラリピはスワップ目当ての手法ではない。
  • トルコ情勢を考えると、すぐすぐの通貨価格の上昇は見込みにくい。

 

気休め程度にしか溜まらないスワップポイントを期待しながら、常に含み損額が増え続けていくポジションを保有し続けることをあなたはできますか?

 

いくら高スワップのトルコリラと言えど、為替損益と比べるとスワップは雀の涙程度でしかありません。

膨れ上がり続けることが予想される含み損に対して、スワップを貯めることで相殺しようとするにはかなりの長期間を必要とします。

正直その期間、『ロスカットを耐えることだけ』のために資金を拘束させておくのは非常に効率が悪いです。

 

また、スワップが含み損による損失額と相殺できるまで溜まればいいですが、今の価格の下落のペースを考慮すると、スワップが溜まる前にロスカット水準まで通貨価格が下落してしまう方が早いでしょう。

その後の展開は、

ロスカットを避けるために追加入金で耐えしのぎ、スワップが溜まるまで辛抱

再び価格が下落

ロスカットを避けるために追加入金で耐えしのぎ、スワップが溜まるまで辛抱

繰り返し…

 

という、負の無限ループが容易に想像できます…。

こうならないためにも、トルコリラ/円」でのトラリピは行わないようにした方が無難です。

 

 

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